糖ダウンは効果なし?!30日間使ってみた本音口コミレビュー

血糖値を下げる糖ダウンを紹介。運動療法・糖質制限に加えて、血糖値を下げる糖ダウンを日常の食事に加えましょう。今までよりもずっと楽に血糖値を下げる方法も教えます。

糖尿病かも?と思った時、初期症状はどんなものか

初期の場合はとてもわかりずらい

糖の尿の病と書いて「糖尿病」であるため、尿検査で尿糖が(+)になるのがこの病気だと思っている人が少なからずいるようです。しかし、尿糖が(-)でも、この病気のことが多々あります。 尿糖が(+)や(++)になるのは、腎臓の機能が正常であれば血糖値が200mg/dl近くになってからです。 空腹時の血糖値の基準値は70~110mg/dlで、これを超えると糖尿病の疑いが出てきます。

また、約2か月間の血糖値の平均値を表す指標となる検査が、HbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)という検査項目です。 HbA1Cの基準値は4.6~6.2%ですが、これが6.5%以上になると糖尿病が疑われます。

糖尿病の初期症状は、特にこれと言ってありません。 初期の場合は、無症状と言ってもよいでしょう。

尿の量が増えたり、口が渇いてやたら水ばかり飲むようになったりといった自覚症状が出てくるときは、既に進行している可能性が大きいです。

数値ではHbA1Cが目安

血糖値の上昇やHbA1Cの上昇が、初期症状の1つだと思ってください。 検査でこれらの数値が基準値を上回った場合は、再検査や精密検査を受けるようにと指示が出ます。

しかしここで、「検査の前日はちょっと食べすぎたからだろう」、「検査の数日前から会食が続いていたからだろう」などと、無理矢理に理由を見つけて自分自身を納得させ、再検査や精密検査を受けない人が少なくありません。 どこかが痛いとか体がだるいなどのつらい自覚症状があれば、検査を受けようと思いますが、自覚症状は特にないし忙しいし面倒だしと、ついつい放置してしまう人も少なくありません。

中には血糖値が400mg/dlを軽く超えていて、検査したその日に即日入院となった人もいますが、「痛くもかゆくもないのに、入院しないとダメなのですか」と怪訝な顔で言っていました。

この病気が怖いのは、このように初期症状が乏しいことです。

3大合併症が起きてからでは最悪のケース

進行してから見つかった場合や、合併症による症状が出てきてから見つかった場合は、日常生活にも大きく支障を来します。

3大合併症と呼ばれる合併症には、網膜症、腎症、神経障害があります。

網膜症になると、飛蚊症と言って目の前に蚊が飛んでいるように見えたり、黒い点がいくつも飛んでいるように見えたりします。 白内障を合併することもあります。

これらの症状があるにもかかわらず放置すると、失明の危険も出てきます。

腎症は蛋白尿で発見されることが多いのですが、蛋白尿が出ても自覚症状は特にないことが大半です。 これも放置すると、最悪の場合は人工透析が必要となります。 週に3回ほど通院し、1回5時間前後の人工透析治療を受けなければならなくなります。 そうなると、仕事も正社員で働くことが難しくなってしまいます。

神経障害になると、足がしびれたり、足の感覚が鈍くなったりします。足にけがをしていても気づかずにひどく化膿してから初めて病院に来る人や、やけどをしていても気づかないこともあります。 こむら返りもよく見られる症状です。

神経障害が進行すると、最悪のケースでは足を切断せざるを得ないこともあります。

また自律神経も乱れて来て、立ちくらみや発汗異常、下痢や便秘などの不調が出てきます。

定期的な健康診断、人間ドックはとても重要

糖尿病は、このように全身に影響が及ぶ疾患です。 血糖値が高い状態が続くと、細小血管が障害されることで全身の様々な臓器に影響を及ぼすのです。

それゆえに、健康診断や人間ドックを定期的に受けて、血糖値やHbA1Cの値が基準値をオーバーしていないかチェックする必要があります。

これらが基準値を上回っている場合は、糖尿病の初期症状だと捉えて、必ず詳しい検査を受けてください。

初期のうちに治療を開始して、合併症を予防することが大切です。