糖ダウンは効果なし?!30日間使ってみた本音口コミレビュー

血糖値を下げる糖ダウンを紹介。運動療法・糖質制限に加えて、血糖値を下げる糖ダウンを日常の食事に加えましょう。今までよりもずっと楽に血糖値を下げる方法も教えます。

血糖値が正常であまり表面化されない隠れ血糖値とは

軽度の糖尿病を患っている可能性

健康診断などで血液検査を受けることによって血糖値を計った際、それが正常の範囲内であれば何の心配もなさそうですが、実際にはそうではありません。 こういった場合でも軽度の糖尿病を患っている可能性があり、最終的には重度の糖尿病に移行してしまう可能性もあるのです。 では、こういった場合にはどのような対処をすればよいといえるのでしょうか。

検査にはひっかからない隠れ血糖値

そもそも、血液検査により血糖値の値に異常がみられた場合というのは、糖尿病がある程度進んだ状態であるともいえるのです。 ですから、こういった場合は対処が容易だということができます。 しかしながら、隠れ血糖値とでもいうべき、検査にはひっかからないが実際は血糖値が高いという状態になることもあるのです。 これはいったいどういったことかというと、簡単にいえば食後数時間後に血糖値があがるということなのです。 つまり、健康診断などの場合は空腹時の血糖値を計るわけですから、血糖値は高くでにくくなるといえます(空腹時にも血糖値が高いということはすでに糖尿病が進行しているということです)。 しかし、食事をすると、その後血糖値の値が正常の範囲を超えることがあるのです、これを食後血糖値と呼びます。 さらに、このような状況で糖尿病が進むことを隠れ糖尿病と呼んだりもします。 いずれにせよ、健康診断などの検査では表面化しにくい血糖値の上昇があるというわけです。 このような状態になってしまうのはどのような場合なのでしょうか。

糖尿病と言い切ることはできないレベル

特にこういった状況に陥りやすいのは、糖尿病になりかけている人であるといえます。 つまり、症状が比較的穏やかなため、まだ糖尿病と言い切ることはできないレベルの人のことです。 こういった場合、運動を心がけ、また適切な食事を目指すことで症状が改善されるようになるでしょう。 しかしながら、これくらいの血糖値であれば大丈夫だろうと、特に対策をしない人のほうが圧倒的に多いということができるでしょう。 ですが、こういった場合でももはや初期の糖尿病であると理解して、対策をする必要があるといえます。 そして、このような食後高血糖の状態に陥ってしまうと、同時に糖尿病だけでなくさまざまな疾患の原因を作ってしまうことにもなるのです。 具体的には動脈硬化が糖尿病以外の重大な疾患として、食後高血糖の人には起こりやすいものだといえるでしょう。 動脈硬化はそれ自体に自覚症状がほとんどない疾患です。 ですが、高血圧、心筋梗塞、心肥大などの原因になることでも知られ、それが与える影響は非常に大きいということが出来ます。 さらにそこに糖尿病を併発したとしたら、治療は非常に困難を極めます。 なぜなら、糖尿病は非常に合併症が多い病気であることが知られ、その対策だけでも非常に苦労を伴うからです。 実は糖尿病は、日本人が失明する理由の上位を占めることもある疾患です。

特に高齢の方は注意

このことからも糖尿病がいかに色々なところに悪影響を与えるかがわかるでしょう。 また、食後高血糖は、動脈硬化だけでなく、ガンや認知症の進行を早める原因にもなってしまいます。 また、食後高血糖は空腹時高血糖よりも、心疾患を発症するリスクが高いともいわれています。 このため、特に高齢の方は注意をしなければいけないということができるでしょう。

このように、ある意味で隠れ血糖値とでもいうべき、食後高血糖は糖尿病だけでないさまざまな疾患の原因になることがわかっています。 そして、この食後高血糖は検査をすり抜けやすいわけですから、日頃からの注意が必要でしょう。 特に、糖尿病であると診断されていない方でも、肥満ぎみであったりメタボリックシンドロームの方はこの食後高血糖に注意して、糖分(特に炭水化物)を摂り過ぎないよう気をつける必要があります。