糖ダウンは効果なし?!30日間使ってみた本音口コミレビュー

血糖値を下げる糖ダウンを紹介。運動療法・糖質制限に加えて、血糖値を下げる糖ダウンを日常の食事に加えましょう。今までよりもずっと楽に血糖値を下げる方法も教えます。

糖尿病と深く関わりのあるヘモグロビンA1c(HbA1c)とは

ヘモグロビンA1cHbA1c)とは

糖尿病とは、血中の糖分濃度が常時、高い状態にあることを示す生活習慣のひとつです。 これかどうかを判断する一つの数値として血糖値があります。 これは文字通り、血液中の糖分濃度がどれくらいであるかを示しているものです。 正常な状態でこれを計測した時に、その数値が基準値を超えていた場合には、糖尿病やその予備軍であることが疑われると判断できます。 しかしこれ以外にも重視したい、注視しておきたいものがあります。 それがヘモグロビンA1cです。

ヘモグロビンブドウ糖が結合

ヘモグロビン赤血球の中にあるタンパクで、全身に新鮮な酸素を運搬すると言う重要な役割を担っている存在です。 酸素が運搬されなければ細胞、臓器は正常に働くことはできなくなってしまうので、ある意味では人間の命を支えている存在のひとつと言うことができます。 そしてこのヘモグロビンにはある特性があり、それがブドウ糖、つまり糖分と結合しやすいと言うものです。 そしてこのヘモグロビンブドウ糖が結合したものが、ヘモグロビンA1cです。 よって血液検査などでこの値が高いと言う結果が出た場合には、ヘモグロビンブドウ糖がそれだけ多く結合していると言うことが言えます。 更にいうと、ヘモグロビンと結合するくらいに多く、血中にはブドウ糖が存在していると言うことも言えます。 よってこの数値が高い場合にも、糖尿病が疑われることもあります。

外的な影響を受けやすいと言うこと

ところで血糖値は、あくまでも計測時の血糖の状態を示すものです。 つまり食後であれば当然、これは高くなりますし、検査前にストレスを感じたりしていても、やはりその数値に影響が出てくることも考えられます。 決して参考にならないと言うわけではないのですが、つまりそれだけ外的な影響を受けやすいと言うことは頭に入れておく必要があります。 対してヘモグロビンA1cは、過去1~2ヶ月の血糖状態を示しています。 そして計測した時の健康状態や心理状態、またその前に摂取した食事などに左右されないと言うのも、この特性です。 ですからたとえば、血液検査で血糖値は高かったけれどこちらの値は低かったと言う結果が出たとします。 血糖値は高かったのだから糖尿病が心配されると思いがちですが、しかしたまたまその時は、 先に述べた外的要因によって血糖値が上がっただけなのかもしれないと理解することもできます。 そしてヘモグロビンA1cの数値は低かったのですから、少なくともここ1~2ヶ月の血糖状態は良かったと理解することもできます。 これは、それぞれの数値が逆だった場合にも言えることです。

激しい運動ではなく有酸素運動

血糖値は下がっている、だから安心と言うわけではなく、ヘモグロビンA1cは高かったのですから、少なくとも過去1~2ヶ月の血糖状態はあまりよろしくない状況であったと理解することができると言う具合です。 これがたとえば暴飲暴食など、自分で思い当たることがあった場合にはまだよいのですが、自分でも思い当たる節がないと言う場合には注意が必要です。 ヘモグロビンA1cの基準値は5.8%~6.2%に設定されています。 ですからもし、これを超えてしまった場合には、あるいは複数回の計測でも値が改善されなかった場合には、糖尿病であると疑われることになります。 この場合には、様々な対策をとることが必要です。 逆を言えば、様々な対策を先んじて行っていけば糖尿病予防につながると言うことです。 たとえば暴飲暴食は避け、食事に含まれている炭水化物、糖質の量には気をつけることが効果的です。 そしてそれと共に、摂取した糖質をエネルギーとして消費するために、食後1時間後くらいに20分~30分程度の運動を行うのも効果的です。 激しい運動ではなく有酸素運動に該当するウォーキングなどが効果的です。 これらを継続して行うことで、こうした値の改善をはかることは可能ですし、病気の予防も期待することができます。